伝統を受け継ぎ
時代を繋ぐ
後世まで繋がる絆を創る
泉谷工務店は経営理念に『伝統継承』『創造と挑戦』『信頼と絆』を掲げ、地域の成長・発展の為に常に走り続けてきました。昨今、娯楽の多様化、少子化、道路環境の変化等の理由により、祭礼参加人口が減少しつつありますが、伝統文化の復興に少しでも尽力できるよう努力していく所存です。
地車製作という我が国固有の文化を担う企業として、その社会責任を十分認識し、今後とも地域の皆様と共に成長していきたいと願っております。
人々の想いをかたちに
地車製作とは依頼して下さった方々の想い全てを形にすることが仕事です。
だからこそ我々泉谷工務店従業員一同は、いかなる時も妥協を許さず、全ての部材にこだわって地車に携わっております。
これは弊社創業以来の信念であり、地車製作に携わる者が持つ矜持です。
100年後の未来の為に
地車とは世代を越え、受け継がれてゆくものです。我々が先達より伝えられたこの素晴らしい地車文化を、絶やすことなく100年後の子供達へ繋げてゆく、そんな仕事を目指し、弊社は日夜地車と対峙しております。
お客様からのご信頼に応え、お客様と共に『創る』。
それが株式会社泉谷工務店の誇りです。
プロフィール
昭和53年1月泉大津市北豊中に生を受け、幼い頃より地車大工を目指す。
平成5年4月15歳にして、天野工務店の門を叩き、天野行雄師に師事。その後、若野工務店・北本工務店に助として参画。
平成14年11月3日に泉谷工務店を泉大津市板原町に開業し、平成22年には自身初の新調地車(出世地車)である和泉市郷荘地区寺門町を完成させる。
製作工程
すべての人々に愛されるものを…
泉谷工務店ではすべての彫刻師の方々に協力して頂き、多種多様なメンバー構成での彫刻が可能です。
施主様の想いに100%お応えし、全ての関係者各位と気持ちを一つに地車製作に取り組んでおります。
悠久の時を刻む原木から
新たな歴史が始まる…
地車製作は厳選された良質な木材の選定から始まります。
製作工程は、台→柱→彫刻類→小屋根組物(枡組・枡合)→小屋根→大屋根組物→最後に大屋根の設置の順序となっております。
泉谷工務店だからこそ成せる細やかな作事、また先達より受け継ぐ熟練の技巧をもって、地車、太鼓台、やぐら、神輿等の新調・修理をお約束致します。
製作年表
平成14年11月 | 泉谷工務店 開業 |
平成15年 | 大阪狭山市大野(大修理・若野慶造師共同) |
平成16年 | 和泉市上泉 (新調·若野慶造師共同) 大阪狭山市茱萸木南(修理) |
平成18年 | 貝塚市二色(大修理) 兵庫県宝塚市川面西(大修理) |
平成19年 | 羽曳野市西之口(修理) 堺市北垣外(大修理) 和泉市坊小路(大修理) |
平成20年4月 | 株式会社泉谷工務店 設立 泉佐野市貝田(大修理) 四条畷市畑中(大修理) |
平成21年 | 河内長野市長野(修理) 和泉市鄉小路(大修理) 守口市北寺方(修理) |
平成22年 | 和泉市寺門町(新調) |
平成24年 | 岸和田市藤井町(修理) 大阪狭山市今熊(修理) 堺市東御坊太鼓台(新調) |
平成25年 | 堺市北村(修理) 堺市福町上(修理) 岸和田市内畑町(修理) 堺市泉田中(修理) |
平成26年 | 堺市長承寺(新調) 堺市中之町(新調・太鼓台) 岸和田市中之濱町(修理) |
平成27年 | 兵庫県宝塚市川面南(大修理) 河内長野市下西代(大修理) 泉大津市出屋敷町(大修理) |
平成28年 | 守口市南寺方(新調) 貝塚窪田(修理) 堺市北高尾(修理) |
平成29年 | 和泉市坊小路(修理) 守口市北寺方(修理) 泉大津市助松町(修理) |
平成30年 | 大阪狭山市大野(大修理) 泉大津市千原町(修理) |
平成31年 | 兵庫県西宮市若戎会(修理) 大阪市住之江区南加賀屋(大修理) |
令和元年 | 泉佐野市貝田町(大修理) 岸和田市下松町(修理) |
令和2年 | 岸和田市中之濱町(修理) 堺市新在家濱(新調・布団太鼓) 大東市辻之町(大修理) |
令和3年 | 泉大津市出屋敷町(大修理) 東大阪市花園本町(大修理・布団太鼓) |
令和4年 | 和泉市郷小路(修理) 阪南市新町(新調・やぐら) |
令和5年 | 岸和田市藤井町(大修理・予定) |
令和6年 | 和泉市小社之町(新調・予定) |