曽根・助松

曽禰神社

  • 所在地:曽根町1丁目4番12号
  • 御祭神:饒速日命、伊香我色雄命、素盞嗚尊、表筒男命、中筒男命、底筒男命、息長帯姫命

由来

本地はその名 (曽根)の示す通り、曾根氏の居住地であったと考えられます。曾根氏は新撰姓氏録によれば、和泉國神別に「曾根連、神饒速日命六世孫伊香我色雄命の後也」とあります。


そもそも饒速日命が文献に登場してくるのは、日本書紀巻第三の序文の神武天皇の東征の説話の中に、天津彦彦火瓊瓊杵尊の天孫降臨の話(天照大神の命により八坂瓊の曲玉・八咫鏡・草薙剣の三種の物を持って、高千穂に天降った事)以前に饒速日命が、天磐船に乗って飛び降ったとあります。これが古くから天皇に従い、大和朝廷に於て有力な地位を占める事になる「物部氏そして物部氏族の曾根連」の先祖であります。

助松神社

  • 所在地:助松町1丁目3番19号
  • 御祭神:菅原道真公

由来

南海本線北助松駅前にある神社で、氏神さまとして親しまれている。創建されたのは約千二百年前と推測されている。以後、寛喜年間に菅原道真公を合祀。


吉野朝時代に和泉平野の合戦で、この神社の加護を得た武将の子孫が後に神殿を建造したといわれている。明治から昭和にかけては、有志による数々の努力で官有地の払い下げを受け、平成三年には玉垣の立て替え、平成十年には大鳥居の立て替え並びに境内の大改修工事を行い、平成十三年には菅原道真公千百年大祭奉祝行事として本殿・弊殿・拝殿の大改修工事を行い、現在にいたっている。

歴史・みどころ

 助松・曽根地区には、千原・南曽根・北曽根・森・二田・助松・池上の7台の地車(令和元年をもって池園町が引退しております)が参加して、勢いよく曳行しています。
当地区の見どころは、8日早朝の曳き出し時に、北助松駅東側のさつき通り交差点での各町のやりまわし、9日午前に曽根神社・助松神社への宮入。
9日午後1時30分(予定)からの7町勢ぞろいの連合パレードは、スタート地点さつき通りでの各町趣向を凝らしたセレモニーの後、歓声が沸き起こる豪快なやりまわし、同じコースを3~4周まわっているので、途切れることなくやりまわしを見ることができます。
また10月9日の夜9時頃から、さつき通りでの、千原・助松・森・三町お別れセレモニーでの各町が見せる垂れ幕も一見の価値あり、今年も無事故を目標に、楽しく豪快な祭りになるように頑張ります。

曳行MAP

十二町 曳行マップ

各町紹介

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