濱八町において、折衷型でありながら唯一見送り三枚板型式を残すだんじり。
この見送り三枚板は、地元の方たちの「先代の面影を残す」との声に応えた彫物であり、また随所において先代より踏襲された図柄が取り込まれております。
平成27 年に泉谷工務店にて行った新調以来初の大修理時には山本仲伸師(木彫山本)の手により、前後の拝懸魚と隣懸魚、前後の車板が彫替えられる。
更に令和3年の大修理時にも三枚板一式、角障子、脇障子、摺出鼻、竹の節なども彫替えられました。

製作年 :平成9年
請負大工:天野行雄
彫 刻 師:松並義孝
鬼熊
大屋根拝懸魚 源義経の八艘飛び
正面三枚板 天王寺 岡山の戦い